胎児の動作音、赤ちゃんの健康管理に     聴診器ホームへ

胎児の動作音

胎児の心音

ご家族のコミュニケーションに

赤ちゃんの異常時の発見に

妊娠中から赤ちゃんのご誕生、さらに赤ちゃんをはじめとするご家族の健康管理にと末永く、幅広いご使用が可能です。

胎児の動作音

胎児はお母さんのお腹の羊水中にいます。羊水は、動的な貯留液です。よって、一般敵に妊娠7ヶ月以降になりますと聴診器で動作音を聴くことが可能です。また、ちょうどその頃から胎児が活発に動きだします。胎児は、お母さんの声を聴いているといわれます。動きの活発な時に積極的に話しかけてください。おなかの赤ちゃんの反応が聴診器から伝わります。
 食後に聴診器を当てますと、腸の蠕動音が聞こえてきます。なるべく、腸が動いていない空腹時が望ましいでしょう。

胎児の心音

胎児は羊水という動的な貯留液に浮かんでいます。また羊水は、羊膜という防護壁に包まれています。聴診器をお母さんのお腹に当てますと、母体の胎内音、胎児の動作音のみ聴こえる場合が一般的で、胎児の心音は母体の個人差、脂肪厚、胎児の発育状態状態、位置によって聞き取れないことがあります。(胎児の心音を判別するには専門的な知識と経験が必要です。)

ご家族のコミュニケーションに

生まれてくるまで姿、形はもちろん、婦人科病院にていろいろな情報を得られるお母さんに比べ、お父さんに伝わる情報は少ないものです。しかしながらお父さんはどうにかして生まれてくる子供の情報を得たいものです。聴診器を使えば赤ちゃんから発せられる音を聞くことが出来ます。まだ見ぬ赤ちゃんの胎動には愛おしさを感じることと思います。また、赤ちゃんの誕生は、ご夫婦のみならず、お兄さん、お姉さんとなるご兄弟にとっても重要な事柄です。ご家族みんなに、お腹の中の赤ちゃんの音を是非、聞かせてあげてください。

赤ちゃんの異常時の発見に

赤ちゃんの常日頃の安定した状態の心拍数や呼吸数を把握していますと、異常な状態の把握が容易になります。異常とは、常ではない状態ですから聴診器で平常時の状態をしっかりと記憶(記録)しておけば、異常までいかなくても平常ではない状態がおわかりになることと思います。体調が悪い時、泣くしかない赤ちゃんには聴診器は強い味方になります。(もし、他の方々と比べて雑音や不整な心音が聞かれた際は、専門の医者に相談されてください)